2005年
冬のファッションとヘアーメイクトレンド
2005 年秋に引き続き、ファッショントレンドは 60 ・ 70 年代風のもの、ミリタリースタイル、ゴシックスタイルなどが多くみられます。そして、流行の色味は、パープル・ダークグリーン・ゴールド・ブラックなどのエレガントで深みのあるものが目立ちます。そして、この冬の重要なメイクポイントとしては、肌の質感です。ナチュラルに見えて、実はしっかりつくり込んである上質の肌、潤いのあるナチュラルスキンがポイントです。
まず、ファンデーションをつける前の保湿をたっぷりして、肌トラブルの部分はしっかりとカバーし、全体的にはできる限り薄く伸ばすという方法でベースを仕上げます。
そして、リップの色味は控えめにして、日もとをアイシャドウ・アイライン・マスカラなどで強調すると 2005 年冬のトレンド顔の出来上がりです。
肌づくり
秋にも肌づくりについて少しお話しさせていただきましたが、冬も引き続き、ベースづくりにこだわりました。年齢を重ねるごとに、必ず現れるトラブル、シミ・シワ・目もとのクスミ・ホウレイ線など、若い時にはあまり気にならなかった部分が気になり、それらのトラブルをうまくカバーすることによって、イキイキとした若々しさがでてきます。
ただ厚塗りして隠すのではなく、自然に見えるようにカバーするのです。
まず、ファンデーションはたくさん使わないように気をつけて、少量を薄く全体に伸ばします。そして、カバーしたいトラブル部分にはスポッツベイルを使っていきます。目の下のクスミ・小鼻の脇・ホウレイ線などの部分には直接、またはブラシ・指にとってのせ、軽くたたきこむようになじませます。
その後に必ずスポンジを使って、周囲をパッティングします。そうすることによって、ファンデーションと自然になじませるのです。そして、スポッツベイルを使う箇所は、トラブル部分だけでなく、Tゾーンや頬骨の上・まぶたの上下などの部分にも明るさを出すために使います。よれたりしないように、必ずスポッツベイルを使った部分には、フェイスパウダーやオーフ( 2 ウェイファンデーション)をしっかりのせておきます。このひと手間を普段のメイクにプラスするだけで、より明るく、若々しい印象を与えるはずです。
ベースづくり以外のメイクアップポイントとしては、少しキリッとさせたアイブローと、輪郭を上げ気味で描いたリップライン、そして、流行色のパープルを使ったアイポイントです。
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