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ちはるのメイクアップ

絵画とメイクアップとは、あまり関係がないように思われるかも知れませんが、実は深いつながりがあります。画題や構図、色彩など、昔の作品を参考にしながら、自分らしさをプラスして新しい時代の顔へと変えていくというところは、メイクアップそのもののような気がします。

恵まれたことに私は、フランスに留学している問に様々な美術館を見てまわることができました。実際に、ゴッホの「夜のカフェテラス」という作品に描かれている、南仏にあるそのカフェを見に行った時は、言葉で言い表わせないくらい感動しました。さらに、パリのオランジュリー美術館で、モネの「睡蓮」を見た時は、全身の力が抜けたまま、数十分もその場に立ちつくしたのを憶えています。

これらの画家以外にもピカソ、マティス、クリムトやレンピッカなど、実際に見る絵画は本や写真集で見るのとは、色味や迫力が違うので私たちに大きな感動を与えるのです。そして、その時の色の構成や立体感等が目に焼き付いて、次の作品づくりの時に役立つのです。だからといって、私が特別、絵画に詳しいわけではありません。

皆様も経験があると思いますが、絵画に全然興味のない方でも、パッと目にした時に自分なりの感覚で、好きか嫌いか、魅了されるか、そうでないかがわかってしまいます。以前に「人はメイクそのものを見るのではなく、メイクをした顔に視線を集めるのです」と書かせていただきましたが、まさにそれに似ているような気がします。

私たちは絵画の一部分だけの色づかいやモチーフを見て魅かれるのではなく、作品全体を見て好きか嫌いかを一瞬にして判断するのだと思います。
もちろん色の組み合わせ方や、明暗(光)の出し方などによっても、その印象は随分変わって見えてきます。メイクアップで言うと、Tゾーンや頬骨などの高い位置にハイライト効果を与えるだけで、見た印象は随分変わってしまいます。

ハイライト色を軽くのせただけで、すばらしく印象の良い顔(作品全体)に変わって見えたりするのです。ですから、メイクアップをする時は、一部分だけを見てするのではなく、大きな鏡を見ながら、全体のバランスを見て、自分らしい色の組み合わせ方と、流行をミックスさせながら仕上げていただくと、良い印象を与えるメイクアップになると思います。

2001年5月



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